現在のバイオサイエンス教育研究センターは、2001年に設置された遺伝子実験施設にRI実験施設、農学部の動物飼育室と環境調節実験棟を統合して2008年に誕生しました。センター長に加えて2名の専任教員および3名のスタッフで、学内外のバイオサイエンス研究を支援してきました。そして、2014年4月には旧・雑草科学研究センターの植物応答解析部門から新しく3名の専任教員を加えて新体制でスタートしました。ゲノミクス、RI、動物飼育、植物栽培の4つの部門に加えて、ホルモンの定量解析や生理活性物質の構造解析を支援する生体機能分子解析部門を設置します。これにより、動植物の飼育栽培から遺伝子、タンパク質、ホルモンなどの様々な分子の解析までをトータルに支援する体制が整ったと考えます。
今後も学内外のバイオサイエンス分野の研究支援、高大連携プログラムに加えて、センターから新たな研究プロジェクトを発信できるようにスタッフ共々宇都宮大学の研究推進に貢献していきたいと思いますので、よろしくお願います。