宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターと静岡大学・福島大学・理研・名古屋大学・静岡県立大学との共同研究による論文が、Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry に受理されました。
Tanaka Y., *Suzuki T., Mitsukuni K., Choi J.-H., Nomura T., Kojima M., Takebayashi Y., Sakakibara H., Ouchi H., Inai M., Dohra H., *Okamoto M., *Kawagishi H. Comprehensive transcriptomic analysis revealing that 2-azahypoxanthine treatment induces the stress response in Arabidopsis thaliana. Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry, in press (2025). (*は責任著者)
本研究では、「フェアリーケミカル」として知られる化合物 2-アザヒポキサンチン（AHX）がシロイヌナズナにおいてストレス応答関連遺伝子を活性化することを、網羅的なトランスクリプトーム解析により明らかにしました。植物ホルモンとの相互作用を含めた新しい生理機能の一端を解明する成果です。