今年は久々の対面オープンキャンパスです。今年は、レモンの香気成分の分析です。レモンのサンプルをバイアルに仕込んで、たった10分で成分を検出解析するという体験実験です!
GC-MSという分析機器は通常40分くらいの分析時間を要するのですが、担当の鈴木君がオープンキャンパス用に分析プログラムを工夫して、なんと10分で分析可能なスーパープログラムを作成しました。しかも、メインのピークは、レモン香気成分の主成分であるリモレンが検出されるという、荒技ながら正確な分析ができています。
検出されたリモレンの純正品を学生にチェックしてもらいました。純正品と複数の化合物が混ざったレモンの香りの違いを体験してもらいました。高校生は少人数に分かれて、班ごとにこの体験実験をしてもらいました。この体験実験は、来年も利用できる!そう確信しました!なかなか良い高校生向けの実験だったと思います。