日本学士院賞を受賞された恩師の神谷先生のお祝い会にwebで参加しました。理研の神谷先生の研究室で修業させて頂いたのは修士学生時代からで、約20年も前のことです。私が学生の時に、あまりにもレベルの高い環境施設と日本語なのに専門用語が多くて研究員の方々の話があまり理解できない日々に仰天していました。そんな当時の懐かしい思い出がよみがえりました。何よりも、神谷先生の前で行う英語のProgress meetingはどの国内学会より緊張しました。神谷先生のするどい眼光と妥協を許さない的確な指摘、それを英語で言われ、私の未熟な英語力で議論を展開しなければならず・・・、当時の自分にはそんな力はなく・・・そんな若いときの経験も、つい最近のように思われます！そのおかげもあり、今はサイエンスが心底、楽しく感じられるようになりました。神谷先生はサイエンスには本気で厳しいのですが、それ以外は本当に優しくしてくださいました。
神谷先生と沢山の門下生が一堂に集まり、懐かしい思い出話ですごく盛り上がりました。楽しかった！
