宇都宮大学と那須塩原市の共催による気候変動のワークショップを対面で行う予定でしたが、コロナの影響で、zoomによるワークショップに切り替えました。実は、ワークショップを開催する前に、那須塩原市の農家を8月に現地調査しました。那須塩原市は比較的標高が高いのですが、近年の温暖化によりアスパラガスの生産性に問題がある実態が判明しました。聞き取り調査もマスクしながらですからなかなか暑いです!その他にも、カメ虫を初めとする害虫の増加があることが、複数の農家から意見を聞くことができました。さらに、イノシシなどの被害も目にしました。
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下の写真はイノシシの被害です。イネが倒されてしまっています。
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農家が試験的に栽培しているバイオ燃料として期待されるジャイアントミスカンサスも調査しました。流通やコストの問題をクリアして、産業として成り立てば、カーボンニュートラルが実現できる期待の素材です。将来は、休耕地をこのような形で活用が広がるといいなと思いました。
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この事業に参加した学生(福原君と嶋﨑君)に気候変動に関する動画を作成してもらい、一般市民にも気候変動について知ってもらうことにしました。私達の研究室で作成したの2つの動画が那須塩原市の公式YouTubeサイトに掲載されています。気候変動とは?と気候変動の影響と対応策の動画です。福原君と嶋﨑君の力作で、かなり詳しい説明をいれています。
参加者は高校生から60代と幅広い那須塩原市の住民が参加しました。凄い事に、みんなPCやスマホを用いて、zoomを使って参加して、気候変動や温暖化について活発な議論を展開しました。しかもトラブルなくワークショップを終えることができました!詳しい調査報告は那須塩原市のHPに載っています。
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