セミナー

植物分子農学に関する研究セミナーを不定期に開催しています。 参加方法は、随時、公式Twitterでお知らせします。



Coming Soon

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⑨2021年11月8日(月)16時00分〜
場所:オンライン
講演者:浅井 秀太(理化学研究所)
タイトル:植物・病原菌間相互作用機構の理解と応用
内容:植物と病原菌は、共進化の過程で、それぞれ強固な生体防御システム、
および複雑な感染機構を発展させてきたと考えられている。本講義では、この植物と
病原菌の攻防における、最新の知見を紹介すると共に、演者らが進めている病害防除に
向けた応用研究について紹介する。

⑧2021年9月22日(水)16時00分〜
場所:オンライン
講演者:岩瀬 哲(理化学研究所)
タイトル:植物の再生能力の分子メカニズムとその応用
内容:植物は様々なストレスに応じて再生能を発揮する。単離した一つの細胞から
でも芽や根、胚を再生することができる。この能力をコントロール技術が確立され
た1950年代以降、私たちヒトは植物から更なる恩恵受けて来たが、植物がどのよ
うに再生能力を発揮するのかについてはまだ理解の途中にいる。本講義では、植
物の再生能力とその応用について概観するとともに、演者らが進めている再生能
力の分子機構解明に向けた研究について紹介し、分子農学的なアプローチの可
能性について議論したい。

⑦2021年7月12日(月)12時40分〜
場所:オンライン
講演者:豊岡 公徳(理化学研究所)
タイトル:電子顕微鏡解析法: 生物の超微細構造を視るには?
内容:電子顕微鏡は、光学顕微鏡では見る事のできない微小な構造を視ることが
できる。電子顕微鏡が開発され100年近く経つが、近年の技術開発により、これま
で視ることの出来なかった微細構造が次々と明らかになっている。本講義では、植
物や動物など生物の組織・細胞内の現象を捉えるために、演者らが撮影した顕微
鏡写真を織り交ぜながら、開発してきた電子顕微鏡技術を紹介するとともに、最
新の研究成果や電子顕微鏡技術を紹介する。

⑥2021年5月19日(水)16時00分〜
場所:オンライン
講演者:松井 求(東京大学)
タイトル:微生物×生態×進化:”古い問題”に”新しい手法”で挑む
内容:次世代シーケンサー(NGS)の飛躍的な発展は、バイオインフォマティシャン
にとって大いなる福音であると同時に厄介な問題でもあった。大規模データは全
体の俯瞰を可能にする一方で、我々が理解するには”複雑すぎる”のである。した
がって、生物学における”本質的な問い”に答えるためには、このような大規模デ
ータから人間が理解可能な情報をいかに取り出すかが鍵になる。本セミナーでは、
我々が最近開発した
(1)Bacteriaの形態情報データベース「Bac2feature(バックトゥザフィーチャー)」
(2)生態系におけるニッチ構造の解明に資する「逆相関ネットワーク解析」
(3)State-of-the-Artな系統解析手法「GS法とPANJEP法」
を紹介しながら、NGS時代における微生物×生態×進化という古くて新しい学問分
野の今後についても議論したい。  

⑤ 2021年3月5日(金)16時00分〜
場所:オンライン
講演者:中林 亮(理化学研究所)
タイトル:植物メタボロミクスの多次元化
内容:近年、植物メタボロミクスでは、データの多次元化により化学的に
多様な代謝物の解析精度が向上してきた。本セミナーでは、超高分解能
質量分析、イメージング質量分析、MS/MSスペクトルの類似性解析、
安定同位体標識による植物二次(特異的)代謝物の解析例を紹介する。

④2021年2月17日(水)16時00分~
場所:オンライン
講演者:李哲揆(東京農工大)
タイトル:「土壌微生物の生態と農業利用の可能性」
内容:1gの土壌中にはわずか数千万〜数億匹の微生物が存在し、彼らは
有機物分解や養分循環など様々な役割を担う。しかし、環境中の微生物
のうち99%は未培養だと言われており、残り99%の微生物について解明
するために様々なチャレンジが行われている。今回は安定同位体を用いて
土壌微生物の生態解明を行った研究事例について紹介する。
また近年では、次世代シークエンサーの発展により培養に頼らず膨大な
微生物データが得られるようになった。この微生物情報を用いて有用微
生物の選抜や土壌診断技術も開発したのでその点についても言及する。

③ 2021年1月14日(木)16時00分〜

場所:オンライン
講演者:Nan Gu(宇都宮大学)
タイトル:DNA damage triggers reprogramming of differentiated
cells into stem cells in Physcomitrella patens

② 2020年12月21日(月)10時20分〜
場所:オンライン
講演者:小田原 真樹(理化学研究所)
タイトル:機能性ペプチドを用いた植物の改変
内容:機能性ペプチドとは細胞透過性能や核酸結合能を持つペプチドであ
る。現在我々のグループで進められているERATOプロジェクトでは、この機
能性ペプチドを用いて核酸やタンパク質を細胞内に送達することにより様々
な植物の改変(特に葉緑体やミトコンドリアの改変)を行っており、それら
について紹介する。

① 2020年12月7日(月)10時20分〜

場所:オンライン
講演者:土屋 康佑(京都大学)
タイトル:酵素を利用した機能性ポリペプチドの合成と応用
内容:酵素(プロテアーゼ)を利用した化学酵素重合法は、水系でポリペ
プチドの合成が可能な環境にやさしい合成手法であり、様々なアミノ酸配
列を持つポリペプチドを簡便に合成することが可能である。我々はこの技
術を用いて、構造タンパク質を模倣した材料や植物改変を達成するための
機能性ポリペプチドなど、多岐にわたる分野へ応用可能なポリペプチド材
料の開発を行っている。本セミナーでは、特に植物への遺伝子導入に特化
した機能を持つ様々なポリペプチドの設計と合成について概説する。