第2回イチゴセミナー【次世代シーケンサーを用いたFragaria属植物における遺伝解析の展開】2024.6.28(金) 13:00より開催 

今年度より宇都宮大学イチゴプロジェクトでは、イチゴに関する最先端の研究内容を紹介する「イチゴセミナー」を開催いたします。学内外の皆様のご参加をお待ちしております。写真は第一回の様子です。遠隔参加者はzoomのチャット機能から質問が可能です。



第2回の開催内容は以下です。

2024年6月28日(金)13時00分~
場所:対面(宇都宮大学峰キャンパスゲノミクス研究棟2Fセミナー室)およびオンラインのハイブリッド形式
お申し込みはこちら

講演者:高木宏樹 博士 (石川県立大学 生産科学科 准教授)
タイトル:次世代シーケンサーを用いたFragaria属植物における遺伝解析の展開

要項 
Fragaria属植物では、2011年に二倍体野生種であるFvescaの基準ゲノム配列がはじめて決定され、近年では、異質八倍体のオランダイチゴ (F. x ananassa) の基準ゲノム配列も決定された。それ故、様々なFragaria属植物種において次世代シーケンサー (NGS) 由来のリードを用いたリシーケンス技術によるゲノムワイドな変異箇所同定が可能になった。本セミナーでは、リシーケンスデータを用いた解析により、まず、FvescaのEMS突然変異体において標的形質の原因変異箇所を同定した手法を紹介する。また、F. x ananassaにおいて季成り性および四季成り性を決定する遺伝子領域PFRUの座乗位置を同定した手法についても紹介する。

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