第11回イチゴセミナー【イチゴの生産省力化に向けた様々なアプローチー育種、栽培、流通から】2025.11.12(水)14:00より開催

宇都宮大学イチゴプロジェクトでは、イチゴに関する最先端の研究内容を紹介する「イチゴセミナー」を開催いたします。遠隔参加者もzoomのチャット機能にて質問が可能です。学内外の皆様のご参加をお待ちしております。

第9回イチゴセミナーの開催内容は以下です。

2025年11月12日(水)14時00分~15:15
場所:宇都宮大学 峰キャンパス ゲノミクス研究棟2F セミナー室 
   遠隔のハイブリッド形式 *遠隔受講者はzoomにて配信


お申し込みはこちら
ご講演者:遠藤みのり 博士

ご所属:岡山大学学術研究院環境生命自然科学学域

イチゴの生産省力化に向けた様々なアプローチー育種、栽培、流通から
労働力不足が深刻化する中、イチゴの生産省力化が求められている。イチゴにいわゆる「作りやすさ」をもたらす形質としては、これまでに強草勢や直枝型果房などが報告され、これらの形態形質の獲得により省力性品種が育成できると言われてきた。一方、現実には、イチゴにおいて省力性品種はさほど実現・普及していない。この理由は、これらの形質の獲得そのものが難しいというよりも、これら形質の獲得が同時に、他の形態形質や果実形質の改良、ひいては栽培や流通方法の改変を必要とするためであると考えられる。本セミナーでは、イチゴの生産省力化に向けて行っている諸形質の育種的改良およびその効果を最大化するための栽培・流通技術開発について紹介、議論する。