「しもつけバイオクラスター」の共同研究の成果の報告会を行った。研究報告会は平成23年度に実施した地域企業などとの共同研究全２０テーマの成果の報告 を３回に分け、また平成24年度に実施した地域企業などとの共同研究全１０テーマの成果の報告を２回に分けて開催した。聴講者は会員企業の研究者や宇都宮 大学の教職員、宇都宮大学の学生などを中心に、平成23年度の報告会は合計で７５名、平成24年度の報告会は合計で59名であった。

一方、 大学や研究機関の新しい技術やシーズを紹介する目的で会員や一般者を対象にフォーラムを4回開催した。主題は「いちご」「植物工場」および「温泉」であ り、それぞれ地域特産物の活用の話題および地域にとって有益な資源の活用を取り上げた。また第4回目のフォーラムはこれまで３年間の事業を総括する最終の 報告会として開催した。参加者は県関係者、企業関係者、農業者、一般、大学関係者など４回の合計で５２３名となった。

３年間の通算では研究報告会を8回、フォーラムを12回、さらに学生向けあるいは教員向けなど目的別に４回の説明会を開催し、参加者は延べ人数で2,126名となった。それぞれの主題、開催日時、参加者数などを表２に示す。