イメージングWG

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代表者: 長谷川 智士・工学研究科・助教
二宮 尚・工学研究科・准教授
篠田 一馬・工学研究科・助教
【相談役】
早崎 芳夫・オプティクス教育研究センター・教授
児玉 豊・バイオサイエンス教育研究センター・准教授

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本課題では、工学研究科、オプティクス教育研究センターが有する様々なイメージング技術を用いて、きのこの形態変化および生態内での物質移動の可視化・測定を行う。特にきのこ内の、

1)特定の物質の移動の可視化

2)特定の部位の収集・切断

3) 形態変化のモニタリング

の3つに焦点をあて解析していく。具体的に、1) では、子実体の形成過程または成熟過程において蓄積する水分(子実体の80-90%が水分)やエネルギー貯蔵物質であるグリコーゲンを可視化し、成長過程においてどのように移動するかを明らかにする(二宮)。2)では、きのこが子実体を形成していく過程で形成する特徴的な組織、例えば、菌糸内に形成されるクランプ(交配済みの2核菌糸に特徴的な組織)や子実体原基を切断・収集し、局在・蓄積する特徴的な遺伝子二次代謝産物を解析する(長谷川)。3) では、マルチスペクトルカメラを用いて撮影した画像を詳細に解析し、子実体形成過程を中心に形態変化にともなうスペクトルの変化を確認する(篠田)。

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