投稿者「c-bio」のアーカイブ

冬虫夏草の新規タンパク質(レクチン)の生体内での機能を解明 ー 宿主(蛹)の羽化の抑制やきのこの形成に関与する ー

冬虫夏草は昆虫などから発生する「きのこ」であり、古くから漢方薬として利用され、その貴重さから高値で取引されてきました。宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターの鈴木智大准教授らは、冬虫夏草の1種であるサナギタケのレクチ… 続きを読む »

植物の細胞が低温を感じる部位(細胞小器官)を特定~動物細胞との共通性も~

【発表のポイント】・低温センサー分子(フォトトロピン)が細胞内のどの部分で働くのかを調査した・フォトトロピンが細胞膜に保持されると植物細胞による低温感知が可能となった・センサー分子が細胞膜に保持されると温度を感じることは… 続きを読む »

根寄⽣雑草の寄⽣を制御する酵素の解明-アフリカ諸国の主要穀物であるソルガムの被害軽減を可能に-

東京農工大学連合農学研究科博士課程3年の依田彬義(宇都宮大学配置・日本学術振興会特別研究員DC2)と宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センターの野村崇人准教授は、大阪府立大学の秋山康紀教授、筑波大学の三浦謙治教授、愛媛大… 続きを読む »

作物のストレス応答を制御する分⼦の開発に成功-温暖化による作物生産性低下の緩和-

宇都宮⼤学バイオサイエンス教育研究センターの岡本昌憲准教授はカリフォルニア⼤学リバーサイド校のカトラー教授らが率いる国際プロジェクトに参画し、作物のストレス応答を制御する化合物の開発に成功しました。開発した化合物を投与す… 続きを読む »

植物が生長とストレス応答を切り換える仕組みを解明~高い生育能力と強い環境ストレス耐性を併せ持つ作物の創出に期待~

 国立大学法人東京農工大学、国立大学法人宇都宮大学、国立大学法人埼玉大学、国立研究開発法人理化学研究所らをはじめとする国際共同研究グループは、劣悪環境に置かれた植物が生長戦略を切り換え、環境ストレスに対する適応能力を最大… 続きを読む »